エウリーナとセレステ王の物語 {6}
QHHTでおろしたエウリーナの物語。
基本的な登場人物は:
QHHTの熟練プラクティショナーである「Cさん」
レムリア時代の女王「エウリーナ」
エウリーナの対の魂「セレステ王」
エウリーナの三次元レベルの本体である私「M」
Mが2015年夏に出会った男性「J」
キーワード:#レムリア #クニトコタチノミコト #アシュタール #ツインレイ #レムリアが沈んだ理由 #ダークフォース
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(レムリアが沈んだ理由についてのつづき)
クニトコタチ/アシュタール「さきほどの話を例にとりますと、大陸が沈んだという事実はあります。しかし、すでにエウリーナのご母堂の怒りや乱心により、大陸の地盤が緩んでいたという事実がありました。そして僕たちの不和がありました。そして残念ながら、エウリーナは、最後に大陸に残るという選択をしませんでした。そして、彼女自身は、大陸を横断し、アトランティスに滞在するという選択をしました。僕たちの不和により、もうレムリアに留まりたくないという彼女の強い意向があり、誰かが彼女をそちらに逃がすということを手伝った人がいると僕は思っています。それが誰かはここでは追求しませんけれど・・・それはいろいろな人達が画策し、僕たちを逃れさせるというよりは、僕たちを離れさせるということを手伝った人達です。
当時、僕とエウリーナが一緒にいることを好まない人びとがいました。そしてエウリーナと僕のエネルギーを分かつことにより利益を得る人びとがいた、ということが言えます。その両方に所属しない人達。事実問題として、レムリア大陸のあった海域そのものが、地質変動のただ中にいた、ということも考えられます。人びとの想念がそれを引き起こしたのだとも言えますし、地球そのものが変動期にあったのだとも言えます。そしてエウリーナの母親の激怒、乱心が大陸全体のエネルギーに影響を与え続けていた、だからこそ、大陸の地盤が緩かったのだとも言えます。
そのことを考えるにつけ、なぜそんな母親がいたのに、エウリーナはどうにもしなかったのかと言われるかもしれませんが、彼女自身の気持ちが母親とともになかったのです。彼女の気持ちは人民とセレステ王とともにあり、母親を顧みることをしませんでした。そのことにより、母親の気持ちにどんな影響があったのかは僕もさっぱり分かりません。彼女との確執だったのか、母親自身の人間関係による確執だったのかは、彼女の魂に聞いてみるしかなかったと思います。
ともかくエウリーナの母親はたいへん難しい女性であったことは確かですね。そして、その魂をここで呼べるなら聞いてみたいことはあります。彼女の魂が、僕たちの関係に及ぼした影響がどのくらいあったと思うか、それを聞いてみたい。例えば他のレムリアの女性たちが最終的に行動し、魔法をかけたりといろいろな活動をしていましたが、本当にそれだけが原因となって僕たちが分かれたのか、それとも他にももっと原因があったのか、ということです。今、なぜかそういう気がしてならないのですが・・・それをもう一度精査してみたいと僕は思いました。」
Cさん「それは自問自答でできますか?」
クニトコタチ/アシュタール「それは、ご母堂の魂をここに呼ぶということですね? やってみてもいいかもしれません。・・・・うーん・・・来る・・・」
「わたくしがここに来た理由を聞いてください。私は誰でしょうか?」
Cさん「あなたは誰ですか?」
「わたくしはエウリーナの母です」
Cさん「御名前は?」
「アデレーナと申します」
セレステ王「アデレーナ・・どうしてあのときあんなことをしたの? 僕たちとても悲しかったんだ・・・」
アデレーナ「わたくしのことをここに呼び出すからには何か大きな理由があったのだと思いましたが、あのときのことを聞いていますか?」
セレステ王「そうです。僕たちはあのとき、とても辛い思いをして分かれることになったんだ。あなたはどうしてそんなことをやったの?」
アデレーナ「わたくしがやったこととは、例えばどのようなことですか?」
セレステ王「あなたはいつも僕たちに厳しかった。理由の分からない部分でも厳しかったし、自分自身にいらだっているようにも見えたし、そうでないようにも見えた。なぜあなたは、いつもあんなにいら立っていたの?」
アデレーナ「わたくしがいら立っていた理由は、ここでは申し上げられません。なぜかというと、それは、大きな大きな大きな流れの一環でしたので、私が何をしたかというよりも、私の身体がそのように設えられていたと申しましょう。わたくしの魂というものは、もともとは清らかな小さな乙女のような魂でありまして、少しでも他のものに触られることが嫌な魂でありました。その魂は不思議な御魂に見初められ、あなたのお母様となる人と結婚しました。不思議なご縁をいただき、私はあなたがたと親子の縁を結ぶことになりました。なぜならわたくしの夫という存在がわたくしに見向きもしないていたらくでしたので、わたくしは・・」
セレステ王「あなたはまるで、ご自身の行動を他にやらされたように話しましたが、本当ですか?」
アデレーナ「わたくしが本当にそれをやっていたと思いますか? わたくしの魂が本当にそのようなものだと思いますか? わたくしの魂は、もっと清らかな魂ではありませんでしたか? もう少し清らかな魂ではありませんでしたか? そんなふうには思いませんか? ・・・・・・エウリーナ、あなたはママの何を見ていたのっ?」
エウリーナ「お母様・・・(泣く)」
アデレーナ「私のことはもういい。あなたがたはどうなのです? あなたがたは、どうしてあのとき、あのような諍いを起こしたのですか? わたくしそのものはとても苦しかったのです。しかしあなたがたの、あのときの、あの体たらくは何です? どうしてあの人はあんなヘンな女のところに行ったのか、私にはさっぱり分かりませんでしたよ。どうしてあなたは、あのセレステ王の心を掴んでおくことができなかったの? ママは本当におかしいと思ったのよ。あのおかしなことは何? どうしてあんなことが起こったのっ」
エウリーナ「ママ、私も分からない・・・何かがわたくしどもに取り憑いていたとしか思えません。あの頃のわたくしどもに、そのような隙間があったとは思えませんから・・・どなたかがその隙間を作ったと考えたら・・」
アデレーナ「隙間とは・・? 隙間のこと?」
エウリーナ「お姉様?」
アデレーナ「お姉様ではないぞ。お前の入り婿・・・」
エウリーナ「入り婿? セレステ王のことですか?」
アデレーナ「違うな・・・あの男がそのような不思議な気持ちを起こすとは思えなかったが・・・まもなくそれも分かろうぞ・・全てが今、明るみに出ることになっておる。そのことを、ここで、はっきり申そうぞ・・・」
エウリーナ「今わたくしを、お母様のほうに寄せてください。お母様のほうに、寄せてください。お母様の心に、寄せてください・・」
アデレーナ「お前の心をかい?・・お前の心がここに来るとはな・・・(嬉しそう)そうか、よし。」
エウリーナ「泣く・・・お母様の御心を確かに感じます・・・お母様の御心は、確かに美しく清らかですね・・・なぜあのようなことが起こったのでしょうか・・・」
セレステ王「僕にもよくわからない・・・ああ・・・」
エウリーナ「青い光が見えますね。青い光に導かれて、その世界に行ってみましょう。青い世界に行ってみます。青い世界に行ってみましょう。青い世界へ・・・そこはどこでしょうか? そこはわたくしどもが来た星の星団があるところですよ。・・・お母様、ここにも闇がありますよ・・・闇というものはどこからでも来ますから、わたくしどもでは制御しきれません! 制御しきれないものが一緒にくっついてきたのかもしれませんよ、お母様のみ中に。」
アデレーナ「分からないそれは・・・。」
エウリーナ「わたくしにも分かりません。それは分かりませんが、何かお母様にくっついてますよ。お母様にくっついてますよ!」
アデレーナ「そうか・・・わたくしにくっついて来たんだ・・・」
エウリーナ「まもなくいろいろなことが明るみに出ると言われましたが、まだ分からぬことが数々ございまして、皆々様にもそれをお聞きいただきたいと思いますが、いかがですか?」
Cさん「はい、お願いします」
エウリーナ「わたくしエウリーナの見初めた男性であったセレステ王が、何やら別の女性との画策により、まるでわたくしたちが不仲を起こしたように世間に知らされましたけれども、そのことはどうも悪魔的な・・・悪魔ではないが、暗いエネルギーがそこに立ち現れ、美しいものを取り壊すという作業をされたようです。」
招聘された魂「そのようですね・・・」
招聘された魂「あなたがここで感じることはどうですか?」
エウリーナ「わたくしはそうですね・・・わたくしにもそのように感じられます。わたくしはあのとき大変な思いをしましたので・・・でももう大丈夫です。わたくしのところに来てくださいましたし。わたくしにもどうにもこうにも分かりません」
招聘された魂「セレステ王様はいかがですか?」
セレステ王「僕にもよく分からない。すべてが暗闇の中で・・・素早い・・・素早く起こった・・・すべてが素早く起こったぞ。あまりにも早かった。何かが起こったのだ。」
エウリーナ「何かが起こったのです。わたくしにも分かりませぬが・・」
(以下、レムリア時代の魂たちの会話)
セレステ王「お前たちはどういうふうな気持ちでここへ来たのだ?」
女たち「わたくしどもの魂をお呼びになりましたよね? わたくしどもはあなたのことをお慕い申し上げていました。しかしながら、わたくしの気持ちはもっと別のところにあったのでございます。それをお分かりにならなかったとは、まったくおかしなことではございませぬか。」
女たち「何をおっしゃっているのですか。わたくしのその魂はあなた様にうつつを抜かしている間に、ほかの魂がわたくしの本来の魂を取り逃しそうになり、とても大変な思いをしましたよ・・・」
セレステ王「みなのもの、どうしてそのようなことが起こったのか・・・なぜかのう・・・分からぬ、分からぬ分からぬ分からぬ分からぬ分からぬ・・・分からぬが、一つ言えることが・・エウリーナはどう思う?」
エウリーナ「わたくしが思いますのに、セレステ王様は多くの女に好かれておりましたが、わたくし以外の者に心を動かされたことはないと認識しました。しかしながら、どうしてそのようなことが起こったのか、事実に照らし合わせますと・・・ダークな・・ダークな・・・ダークフォースが来た。」
「ダークフォース・・・ダークフォース、あいつが来たんだ。ダークフォースというのは、この世が生まれるときに、すでにあったものだ。だからわたくしどもにもそれがあるのだ。だから当たり前ではないか。」
「そうですねぇ。」
「まさしくその通り。」
「何かと思えばこのようなところで何をお話ですか? わたくしの御名前をお聞きになる?」
エウリーナ「あなたは誰ですか?」
「俺はダークフォース・・・俺は・・・こいつの魂の分身だ。だからお前とともにいるのだ。常に、ここにいる皆の者に取り憑く。ダークフォース、ダークフォース・・・俺はダークフォースだ・・次は誰がいい? 次は誰が俺の魂を入れる? 俺はダークフォースだ。エウリーナ? ダークフォース・・・」
エウリーナ「わたくしのところに来てもしかたありませぬ。もうそれはやりましたね。」
ダークフォース「お前のところに行きたかったがなぁ・・そうか・・・」
(つづく)