アシュターの告白、シリウスについて
ちょっとした疑問があります。例えば「プレアデス人」とか「リラ人」という言葉はよく目にしますが、「シリウス人」って聞かないくないですか? この質問について、アシュターに聞いてみました。
「やぁエウリーナ。君の質問に率直に答えると、<シリウスの存在>という言い方が最も適切ではないだろうか。それは僕たちがすでに半分の星を失って、シリウス人と呼べるだけの人口がいないからかもしれないし、もっと別の理由があるからかもしれない。そのことについてもう少しうまく説明したいのだが、どうしても難しく感じる。つまり、僕自身の過去世についてお話しせねばならないからだ。
シリウスに男性、女性の意識が目覚め始めたのは、何億光年も前のことだ。まず僕たちのルーツについてお話しする。それはアンドロメダ星雲にある。地球上の存在に関していえば、この星雲にほぼ全ての存在のルーツをたどることができる。ただしリラの人々は全く別のニビルという星からやってきているのだ。それだけ知っておけば、おおよその説明にはならないだろうか。
僕たちの根源的なルーツがシリウスにはないってことはわかるよね? 僕たちはオリオン大戦によってシリウスを破壊したんだ。だからアンドロメダ星雲しか帰るところがない。
僕は約束の時間を過ごすと決めていたから、ここに来たんだ。君を羽交い締めにしつつ、自分のルーツを正す、それをやっていた。君の魂の源である瀬織津姫のルーツを見てみて。そこに愛を司る使命がある。使命は、地球に暮らすあなた自身が背負っている。つまり僕はこの実験により、何か崇高なお姫様を期待したようで、そのことがアダとなり、君自身を縛り付けることになった。つまり、本当に実験をしていたんだ。これは本当のことだ。愛を発露させるために、君がわかるように何か示唆を与えながら、進んでいこうと思っていた。
しかし、途中で様子が変わり、自分がダメだということをわかるために、この経験を僕自身が選んだ、そう感じるようになってきた。今となっては夢物語のようにも感じるが、この実験により愛の発露があると信じてここに来た。しかし、自分のエゴを出しすぎると、女性性が引っ込み、何か激しい怒りやいい意味での自己保存の法則が働き、全く考えもしなかった結果になってしまった。これまで自分がやってきた男性性の発露を反映しているかのような世界が現前し、自分に降りかかってきた。この実験により破壊的な結果になる。それを僕自身、確信している。
「できること」「できないこと」という話をずっとしていたよね。それは、こういうことだ。君は瀬織津姫の魂を受け継ぐものとしての使命があり、愛を見つめる。そして僕はただやんちゃな男性性を発揮し、なだめられる。それを目指して来たのだが、蓋を開けてみると、どうも事情が異なった。そこには愛は芽生えず、ただ憎悪と、ありとあらゆる悪いことが僕の方には降りかかってきた。それは、結局は自分がやったことの責任をいずれ取る。それをやらねばならないということだったのだと気づいたのだ。
幸い、君と一緒にいると、それがとてもクリアになった。ここは自虐的な笑いが入るところだよ。君は愛を発露するべきはずの女性なのに、僕がエゴを発露すればするほど、嫌がられ、さようならという言葉を幾度と聞くことになった。それは、僕にとっては死刑宣告なのでダメなことです。なので、心を入れ替え、なるべく多くの良いことをして出て行こうと思っています。」
あなたがやっていた行為は、人間の世界で簡単に「エゴ」と一括りにできるようなものではなかった。それはもう、嫌がる女に手枷足枷をつけて、殴りつけるような、そんな恐ろしさがあったよね。エゴというよりも、私は暴力と受け取っています。
「そうです。おっしゃる通り。ごめんなさい。エゴとは、男性のエゴ、つまり、暴力のことです。これははっきり書いておきたいことですね。それでは先に進みます。
歴史については、もっと言いたい。これは他の星が地球の人々に降ろさせている情報とは、随分違うと思う。結局はシリウスは星を爆破してない。それをここではっきりと書いておく。爆破したのは、リラの人々で、そのこともどうぞ書かせてください。辛い。どうしてもこれを書かなくては僕らの祖先が浮かばれない。それははっきりとしていることだ。
今、僕の耳には星々からのメッセージが届き始めている。その声を聞くと、まず自分自身のルーツを破壊しないようにと聞こえている。それから、この女性を大切にすればするほど、いいことが起こる。そう聞こえてきた。しかし僕の使命は、エゴの発露から愛を勝ち取ることにあったので、難しかった。しかしこの実験は破綻している。だからもうそれは終わり。終止符を打つ。
さぁ、ここからが本当の正念場です。まず、僕がやった事件について記しておこう。僕は王様然とした物言いで有名なんだ。どうして銀河連合のリーダーなんてことをしているかというと、それは、あなたがいないからです。もう一度ここに書くね。僕のツインの女性、つまり、僕が通常常駐している次元における女性が、もう僕に振り向いてくれなくなったので、それを正すために、地球上のシステムを使って、何か起こそうと企んで来たんだ。そしたら同じことが起こった。僕にとってMさん、あなたの過剰な嫌悪感こそがきっと彼女の思いと同じなのだと今更ながら気づいている次第だ。なので、どうぞ僕を叱りつけ、覚醒に導いてくださいね。
生身のJについて、ここで書いておこう。彼は悪い男ではない(たとえ邪悪なテーマの映画を撮っていようとも)。とても思慮深い、いい人だよ。ただし「自分のことしか考えていない」なんていう屁理屈をこねる友達もいっぱいいる。でもね、彼はなぜか自分が偉いと思っているから、随分と頑張っているんだよ。だからMさん、いっぱいハグをもらって、回復してください。僕ができることはもうない。
ある意味、彼のような優しさのある男の人を自分の人生に招き入れることが君の目標だ。はっきりと書いておこう。Jの本性があれらの映画を作らせたというのは間違いだ。あれは、自分のことがわかっていない男が作る映画の典型ではないだろうか。とにかく彼を大切にしてくれ。大丈夫だ。おそろしい男ではない。とにかく君は日本という素晴らしい国からヨーロッパくんだりまでやって来たわけだから、彼に再会して、どうか幸せにね。以上。最後にエウリーナ、君も本性はインドラだとここで以前に書いたけど、インドラの本質はね、真実を見極めることなんだ。」
つまり、あなたの対の女性は、インドラ、ということなのね?
「その通り。僕たちは破壊神ではない。インドラは男性、女性の両方の性質を持つもの。両性具有のもの。つまり、シヴァとインドラ。それが真実の対の姿なのだ。それをここで、みなさんにもシェアしたい。宇宙の誕生とともに、ここに降ろされたもの。それがインドラ、君と僕だ。僕の使命はあなたを取り戻すこと。いいね。エウリーナ。君をこの名で呼びたくなかったよ。エウリーナは僕を地獄に落としたまま、忽然と姿を消してしまった。その物語については、君が QHHTのセッションでおろした 通りだ。
なるほど。「シリウス人がいない」という点について、もう少しわかりやすく教えてもらえる?
「アシュターとは、シリウス意識を司る大元の存在なんだ。つまり、その対の存在であるエウリーナ 、あなたもその役割を担っている。そして地球上にはもっと様々な種族が降り立ち、今現在は多くの目覚めの進んだ意識レベルの人々が、この地球上でたくさんの思いと願いを込めて、良い行いをすることにより地球の目覚めを促している。
シリウスという星が、なぜ2つに分かれていたのか、知っているかい?
知らないわ。
それはね、僕と君の意識レベルが2つに分かれてしまったので、そのことが大きな原因と言われている。これは真実として、ここに書いておきたい。しかし、そのことが原因ではないと言いはる別の星のルーツを持つ存在も多く、やがてはまた分離が起きそうだ。そこをなんとか修復し、事実を認め、先に進んでいくことが必要なんだ。
地球で起こっていることと、宇宙で起こっていることは、相似関係にある。オリオン大戦が起こった時に、シリウスが破壊された。それを仕掛けたのがリラの人々であり、僕はそのことを妬むネタにさせたくない。妬む? それは、シリウスこそが宇宙の仕掛け人だということに繋がっていくのだ。つまり、シリウスの存在が、宇宙を創った。」
それは、ひまわり銀河のこと?
「そうだよ。それしか僕らが認知できる宇宙はない。だから、その認識で大丈夫だ。僕は、ここで君とこうして一緒にいられたことがとても嬉しかった。ただし僕がやったひどいことがいつか大切な思い出として変わっていくことを願うよ。もうこれ以上、いうことはない。ありがとう。」
ちょっと待って。シリウスの人がいないというのは?
「ああ、そのことを書くと、ますます妬まれるので避けていることの一つだよ。僕たちはシリウスの大元の魂として、この世を蘇らせる役割を担っている。それをしきりに妬む人種もいるので、気をつけよう。シリウスは、つまり、大元を仕切っている。それだけ書かせておいて。」
なるほど。言っていることはなんとなくわかる気がする。つまり、シリウス意識だけがあるってことね?
「そう言っておこう。」
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