もう、神様を拝まないでください
最近、日本では神社ブームみたいですね。産神様に定期的にお参りしたり、龍神の力をもらうために神社に行ったり。日本人は神社と切っても切り離せない存在ですし、大いなるものを感じ、認め、つながりの中にいる自分に気づくという意味では、良きことなのかなと思います。確かに日本人は龍神とつながりが強いですしね。
ただ・・・あまりに神頼みになりすぎると、人間が本来持っている力を使い損ねることになるのではないかな?と思ったりもします。つまり神と自分を切り離しすぎると、まるで神が自分の外にいるかのような錯覚に陥って、本末転倒になるのではないかと。
自分の中に神がいる、自分が神であると、本当の意味でわかれば、神社に行くより自分を信じ、自分の魂の声を聞いて進んでいくことが幸せへと至る近道だと気づくはずです。「上司をなんとかしてください」「恋が実りますように」と拝むよりも、自分を磨き、自分の中の神性とつながることにより、人生は本来の道に戻り、ダイナミックに展開していくことになるでしょう。
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数年前、私がミディアムとして開花した直後くらいに日本の実家に戻ったとき、私の身体を使ってアシュタールが(その時は「国常立尊」と名乗っていましたが)家族全員に毎夜レクチャーをしていました(笑)。神社の実態について。神と呼ばれる存在について。そして、こう言いました。
「もう、神様を拝まないでください」
つまり、あなた方皆さんが、神なのですから、と。
実は私も日本に帰ると神社めぐりは欠かさないクチなのですけど・・・笑 それはご挨拶回りみたいなものでしょうか。そう書くと、アシュタールが「ご挨拶回りとなw 日本人が神社に行くのは、エネルギーを浄化する目的もあるのだ」と言っていますね。特に、自分にゆかりの神社に行くとエネルギー補充が起こって気づきが促されることもあるようです。私のセッションでも、よくクライアントさんにゆかりの神社の名前が出てきます。お参りされると、とてもポジティブな作用があったり、その後の人生展開を早めたりといったこともあるようです。
エネルギー調整という意味では、お参りは決して悪いことではないのですね。
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ちなみにもうご存知の方も多いと思うのですが、日本の神社に祀られている神様の大方は、その昔、地球にやってきた宇宙存在です。
そういった宇宙の法則を知る存在と繋がっていたのが、縄文の人々です。彼らは祭祀の中で宇宙存在と繋がり、情報をおろしていました。それがご神託となり、信仰のような形にもなっていった。ただし、宇宙存在は「サムシング・グレート」のようなニュートラルなものではなく、ある程度、恣意的な考えを持った存在でしたので、彼らの必要に応じて地球人に恐れを植えつけたりもしました。
そこが現在の神々の原型になっているのですね。拝んだり供え物をしたりして、神と取引するんです。拝めよ、されば与えられん。でも、本当は違うのです。自分の力を信じることで、現実は動くのです。そういう意味では、自分軸をしっかりと持つことが大切です。恐れは自分の中から生まれる。恐れは恐れをベースにした現実を作り出します。でも、愛は取引をしません。愛は人々を動かし、何かを成し遂げ、皆を幸せにするのに必要な最上質のエネルギーです。
人々が愛をベースに行動を起こせば起こすほど、愛が循環し、地球はもっと軽くなり、その心地よいエネルギーがまた人々に戻ってきます。何かに迷ったとき、恐れではなく、愛を選択してくださいね。きっときっとうまくいきますから。