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エウリーナについて【前編】


それで、エウリーナって誰?と思っている方もいらっしゃるようですので、自己紹介しておきますね。

エウリーナという名前の由来については、「エウリーナとセレステ王の物語」のカテゴリーを読んでいただけると嬉しいです。

エウリーナこと、現在の地球に肉体を持って暮らす私、Mについて・・・

子供の頃からお話や不思議なことは大好きでした。でも、特別に霊感があるわけでもありませんでした。漫画やアニメ大好き。小学生の頃から本をよく読んでいましたね。大学は国文科に進み、卒業論文は夢野久作の『ドグラ・マグラ』。あらゆる幻想文学をこよなく愛していました。

ティーンの頃から光と闇のテーマが好きで、光(表/タテマエ)だけしか認めない社会風潮はおかしいと感じていました。光も闇もあっていい、自由であることが一番大切だと思っていました。社会に反抗していたわけではないんですが、無意味な慣習や形骸化したものに対しての反発は強くありましたね。

また、明るく振舞っている人の奥に影があること、人気者の闇の部分などは、無意識レベルでキャッチできていました。もちろん闇の中の光も。その頃は普通だと思っていましたが、今で言えば「エンパス」の部類だったのだと思います。

社会に出て働き始めてすぐは、オカルトや陰謀論みたいなものに興味を持ち、いわゆるスピリチャルというよりは、世の中の裏のことをもっとよく知りたいと思っていました。そういった本もいろいろ読みました。

英語を勉強しなくては・・という個人的な必要にかられて、30歳くらいで渡英しました。渡英後はさらに宇宙の仕組みを追及しました。引き寄せの法則とか、そういうものではなく、純粋に宇宙の歴史などです。どうしてこの世の中はこうなっているのか、人間ってサルが進化したわけじゃないよな、宇宙人ってどんな存在?みたいなことを考えるとワクワクしました。今でも宇宙の仕組みに一番興味があるかな。

40代くらいから、やっと天使とか高次の存在というものに興味が出始めて、いろいろな本を読みました。読んだ中で最も影響を受けたのは、ドランヴァロ・メルキゼデクさんの『フラワー・オブ・ライフ』。受け取ったメッセージは「世の中は大天使ミカエル率いる精神性を軸に進化を選び取る陣営と、大天使ルシファーのテクノロジー主導で進化しようとする陣営に分かれていて、現在の地球は後者に寄っているが、いずれミカエルの勝利になる」ということでした(これは私の解釈で、実際にこの通りに書かれていたかどうか自信はないのですが・・・)。そして、ミカエルとルシファーが大元では同じ存在であること。この頃、一生懸命マカバを回したりしていました 笑

それから2012年の一時帰国中に日本語翻訳の初版が出た『アナスタシア(響きわたるシベリア杉シリーズ1)』を偶然書店で見つけ、読んだときは衝撃的でした。この本は「はじめに」のところを読み始めるや涙が止まらなくなり、最後のページをめくるまで、読みながらずっと号泣していました。どこをどう読んでも涙が止まらないんです。私の魂は、この本に書いてあることが真実であると知っていたようです。ある意味、一つの神秘体験だったと思います。

こうしてスピリチャルなことに興味を持ち始めると、周りにもそういったことに興味を持つ人が増えてきました。仲間がどんどん増えていった感じです。仕事はうまくいっていたし、円満離婚も経験し、毎日が楽しく心からハッピーで、英国暮らしの全てが概して順調でした。

そして離婚して1年後、2015年夏、一人の男性、Jと出会うことになります。

Jは賑やかな飲食店で声をかけてきたのですが、英語で言うと「desperate」といった様子で、とにかくその日は文字通り魂ここにあらず、私に否応なくどうしても引き寄せられているという印象でした。本人もなぜだかわからないという感じでしょうか・・・(私の方は?という感じでした 笑)

この出会いの直後に、私の中にJの魂と思われるものが入ってきました。「入ってくる」「入っている」というのがどういう状態か説明しますと、私の意識と隣り合わせであるかのように話をしてきますし、私の身体を私の意思とは関係なく勝手に動かすこともできます。また、勝手に私の口を使って話すこともできます! まぁ、なんでもできるんですよ。私には到底できないような身体の動きをさせることもできますし(笑)。つまり、一つの身体を二つの意識でシェアしている状態です。

あまりの不思議な体験に、サイキック・ヒーラーの友人に何が起こっているのかを聞いてみましたら、「Mさん、この人はあなたの片割れのような存在なのよ。あなたの魂を熱望しているみたい」との見立てでした。ちなみに、その後、現在に至るまでJと実際に会ったのは1度きり。Jは「すまん、わしには実は彼女がおっての」と言って、さっさと私から逃げていったのでした。

彼自身の魂の一部を、私の中におきざりにして・・・。

・・・・・・・・

何が起きているのかさっぱりわからないながらも、長年に渡って宇宙の仕組みについて調べてきた私です。あっという間にネット・サーチで「ツインソウル」「ツインレイ」といった情報を見つけ出しました。なるほど、そう言う存在なのかな? と、どんどん調べていきました。

その頃の私が何をしていたかというと・・・葛藤やコンプレックスの手放しを、否応なくさせられていました。どういう方法かというと、まず、Jが顕在意識で私の意識をシェアしているという幻想を作り、その世界に誘導されられました。日常生活のあらゆる場面を、Jに見られている、という設定です。しかもなぜか、Jはとても怖い存在だという印象を植えつけられました。

意識で起こっていることを、顕在意識のJにくまなく見られている、という幻想は、それは恐ろしいものでした。想像してみてください。あなたが頭の中で考えたり感じたりしているとてもプライベートなことを、くまなく意中の人に見られている・・・そんな感じです。しかし実際は、私の中に入ってきた魂、仮にJ2としましょうか。J2がそれをやっていたんです。まだJに再会していないので本当の所はわかりませんが、顕在意識のJは何も分かっていなかったと思います。

そう、J2が全てをやっていました(現在進行中ですが・・・笑)。もっともっと後で気づくことですが、J2はJのパラレル・セルフだったんですね。どのへんの次元のパラレルか知りませんけれども(笑)、Jの魂とエネルギーを分かつ存在ではあるわけです。その存在が、片割れであるところの私の中にやってきて、人間としての葛藤やらコンプレックスやらを手放したり認めさせたりありのままの自分でよしと納得させたりといった作業を、ずっとやっていました。半年くらいやったでしょうか。

凄まじい意識統合の進め方です。かなり個性的な意識であるところのJ2は、やりたい放題にやらかしました。この魂は、物語をゼロから作ったり話して聞かせたりするのが大得意なんです。いやはや随分とJ2節には泣かされました(笑)。ネットで熟練っぽいエクソシストの人を探し、頼んでみたりしたのもこの頃です。その方は、「取りましたよ」と言ってたけど、ぜんぜん取れていませんでした(笑)。

その修行もひと段落ついた頃、ふとJ2の態度が変わりました。ある日、そういった物語の終わりを暗示する印象を与えられ、私はほっとして「あぁこれで解放されるのかしら」と思っていましたら、J2は私の意識に軽やかにこう言い放ちました。

「よく頑張ったね! 僕は誰かというとね、サルタヒコだよ。猿田彦と少彦名が合体したような存在なんだ。それで、君は瀬織津姫だよ」

なんと、どういうことなんでしょうか? 突然告げられた日本の神様の名前に、頭の中は「???」でした。でも、初めて具体的なキーワードを与えられたと思った私は、水を得た魚のように、またもやネットでリサーチを始めたのです。このキーワードはかなり有効でした。日本神界やスピに詳しい皆さんなら、この3つのキーワードの横並びに矛盾はないと気づかれるのではないでしょうか。そして私は、次の修行に移っていくことになるのです・・・


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